父の祈り 第19話
心情を通して天を知るようにしてください
私たちがみ言を受け
天を知る者たちとなるのでなく、
心情を通して
天を知る者たちとなるようにしてくださいますことを
切にお願い申し上げます。
み言によって救いを受けようとする私たちではなく、
心情を通してお父様のみ前に救いを受け、
生命の歌を歌うことのできる私たちとなるように
お導きください。
そうして、
まずお父様が
どれほどご苦労され、苦痛に遭われたかを
お父様の姿を眺めながら知る私たちとなって、
頭を下げ、
お父様を慰労してさしあげられるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
生涯の目標があるとするなら、
心情で生涯の目標を追求するようにしてくださり、
生活の内容を備えなければならないとするなら、
神様の心情だけが
私たちの生活の内容となるようにしてくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。
多くの人々がお父様のみ前に出てきましたので、
この者たちが誰のためにとどまり、
何のために動いて、
どこに向かって進んでいるかを、
自ら探し出すようにしてください。
あなたから
「お前は永遠に私の心情と共にある者だ」と
認められる者がいるとするなら、
それ以上幸福な人はいないということを知っています。
お父様!
永遠の生命と
永遠の理念と
永遠の愛の心情をもって尋ねてくださるお父様は、
私たちの心の中に共におられ、
お父様のものは私のものであり、
私のものはお父様のものとして、
二つではなく一つの理念を中心として、
歌い喜ぶことのできる息子・娘の姿を
慕われることを知りました。
私たちも、お父様に侍り、
お父様のみ前に
すべての栄光の要素を探してさしあげたのち、
歓喜しながら全天下に誇ることのできる時が到来するのを
待ち焦がれております。
お父様はこのようなすべてのことをご存じですので、
心と心を連結させて、
過去の天上のすべてのものと
地上のすべてのものを動かし、
心情世界ですべてが和するようにしてください。
そうして
栄光の刺激を起こすことのできる衝撃と喜びの境地で、
私たちが覚悟し決心できるようにしてくださいますことを
心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五九・七・二六)