父の祈り 第16話

お父様の栄光の時代を開いてさしあげられる子女とならせてください

天の栄光をお探しになるために、
長い歴史過程を耐えて闘ってこられたお父様!
その摂理の栄光をお父様お一人で享受することのできる日が、
早く早くこの天地間に現れるようお許しください。
お父様が立てられた本然のみ旨は、
人間が失敗したその日から無数のサタンたちの前に
すっかり蹂躙されてきたという事実を、
私たちはよく知っています。

この地上の人間を中心として成すべきみ旨が
蹂躙されることによって、
そのみ旨に対し得る人を
見いださなければならない立場に置かれた、
天の事情を私たちは知りませんでした。
み旨に対し得る人がいないので、
お父様お一人で数多いご苦労の路程を経てこられながら、
心を砕かれ、
お父様の心中にしみわたったみ旨を
人間の前に伝えてくださるために無数にご苦労された歴史が
今日までの救援摂理歴史であることを
私たちは知っています。

お父様!
今私たちが、現れた救援摂理のみ旨を通じ、
歴史路程を通じて、
お父様がお喜びになることのできるそのみ旨を心に所有し、
お父様の栄光の道を尋ねていくために、
すべての精誠を棒げることのできる天の息子・娘となるよう
お許しください。

お父様のみ旨は
真の息子・娘を捜すことであるのを知っていますので、
今私たちが、
お父様のお喜びになる真の息子・娘として、
お父様に侍り得る
その国、その世界、その天地を成せるよう共にいてくださり、
またこれがお父様の願いの国であり、
願いのみ旨であることを悟るようにしてください。
真の息子・娘たちが
万物全体を和動させ、賛美を捧げることが、
六千年を闘ってこられたお父様の
最大の喜びであり、願いであることを私たちが知り、
その国を建設するために
すべてのものを捧げて立つことのできる天の息子・娘たちと
ならなければなりません。

お父様!
きょう私たちがお父様のみ旨を知り、
お父様のみ旨の中で選び立てられた息子・娘であることを知り、
今、お父様の栄光のひと日のために、
きょうも、あしたも
闘いの道、重苦しい道、死の道を物ともせず、
生命を捧げ立つことのできる天の息子・娘たちとなるよう
許諾してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げます。

真のみ旨を抱いた真の息子の姿として
お父様に侍り、
お父様に敬拝を捧げることのできる
この時間となるようお許しください。
このみ旨を成就するために集まる所々ごとに、
無数のサタンの勢力が侵犯しているということを知っていますので、
私たち各自の心と体に侵犯してくる闇の勢力を
除去してくださり、
私たちをお父様の寛大な懐にお抱きになって、
生きた姿でもってお父様の栄光の時代を
築いてくださいますことを心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。

(一九七六・四・二六)

Atsuki Imamura