父の祈り 第3話
お父様に栄光を帰すことができるようにしてください
愛するお父様!
私たちに残された運命の道が、
幾重にも重なった険しい道であることを知りますとき、
今日私たちが信じている範囲は
あまりにも狭いのです。
あまりにも狭く、あまりにも消極的に、
あまりにも不備のままに
み旨の道をついてきた私たちであったことを、
お父様のみ前にありのままに告げざるを得ません。
お父様!
天資の摂理の全体を導いていかれるお父様のみ前に、
主管を受けることができますよう許してください。
お父様の形状を望むことができるように、
お父様、
哀れみを許してくださり、
助けてくださり、
立ててください。
地の上にある万物を代表するにおいて
不足のない姿として、
自然に善悪を分別することのできる
本然の実体として整えてくださいますことを、
わがお父様、
切にお願い申し上げます。
お父様!
今、「自分」という観念を
忘れることができるようにしてくださり、
私たちの体から
サタンの所有権を取り除いてください。
私たちの心が
神様だけを所有することができ、
神様だけを呼び求めることができ、
神様だけを誇ることのできる、
万物に対する不変の個性体として
復帰されるようにしてください。
そうして、私たちが
お父様に栄光を帰し奉るようになるとき、
万物も和勤し、
天にいる数千万の聖徒も和動して、
一つの叫びが、
感謝、感謝、ハレルヤが天地の上に
一律に起こるようになるとき、
サタンが自然屈服するということを知っていますので、
そうできますよう、お父様が導いてください。
お父様のすべての主管性を、
私たちの体で終結できるよう許してくださり、
勝利のホザナと凱歌を、
お父様のみ前に歌ってさしあげられるようお許しください。
万物万象が和動する中で
天を代表した勝利の子女、
証の主人公たちとなれるよう許してくださいますことを、
お父様、
切にお願い申し上げながら、
すべてを主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。
(一九五六・六・二七)