父の祈り 第4話

お父様に敬拝をお捧げいたします

お許しくださったこの日、
お父様のみ前に敬拝を捧げるためにひれ伏しましたので、
私たちの心霊を洞察してくださり、
非のない心を奮い起こしてください。

この時間に捧げる敬拝が、
お父様の切ない心情を
慰労してさしあげ得る敬拝となることができますよう
許してくださり、
あなたが経綸なさるみ旨を
私たちに命じ、任せることのできる時間となるよう
許してくださいますことを、
愛するお父様、
切にお願い申し上げます。

お父様!
私たちを呼び集めてくださったのもあなたでしたし、
私たちに勧告し、
生命圏の中で動くようになさったのも
あなたのみ業であることを知っていますので、
あなたが約束なさった聖霊の炎を許してくださって、
各自の体と心が和動し、
全体の喜びとして現れるのに
不足のないよう助けてくださり、
お父様が要求なさった神性の全体が、
この時間に現れることができるよう許してくださいますことを、
愛するお父様、切にお願い申し上げます。

お父様!
私たちに哀れみの愛を注いでくださり、
天の栄光に向かって
全体の心が傾き得るよう、
聖霊の働きによって導いてください。
そうして、私たちすべてが
民族を代表し、人類を代表し、
天上天下の全被造万物を代表して
至聖所の門を開き、
お父様のみ前近くに行き、
勝利の生きた祭物を捧げることのできる
敬拝の時間としてお受けくださいますことを
切にお願い申し上げます。

私たちの敬拝によって、
この民族がお父様のみ前近くに立てられるよう
許諾してくださり、
ひいては全人類が罪悪圏から逃れ、
お父様が主管なさる、善主権の世界に
越えていける機会をもてるよう許諾してくださいますことを
切にお願い申し上げます。

今この時間、
すべての体と心が、
お父様に向かって敬拝し得る心と、
伏して従う心を、
お父様のみ前に表しましたので、
約束なさった成すべきすべてのみ旨を、
余すところなく命じてくださいますよう
心からお願い申し上げます。

聖なる三位神の働きが
すべての人の上に満ちるように
してくださいますように願いながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。

(一九五六・七・一)

Atsuki Imamura