御旨と海 第38話
ワン・ホープ訓練の目的
どうしてこういう基準を我々は持たなければならないのですか。それを皆さんに説明しようと思います。皆さんはいつでもどんな人でも連れて行くことができなければなりません。世界的なレベルの人々を連れて行き、皆さんの基準を示して感銘を与えることができなければなりません。我々はアラスカから西海岸を下り、メキシコ湾を通って東海岸を上がって行くというフィッシング・ツアーを準備することができます。それは六カ月かかるフィッシング・ツアーなのです。そういう魚釣りの経験をこれらの海岸線の地域で味わったならば、彼らは気違いのようになるでしょう。
それから全世界のフィッシング・ツアーを準備します。アフリカ、ヨーロッパ、南アメリカでの釣りです。その準備を今しなければなりません。今から始めなければなりません。このようにして我々は全世界の人々とつながるし、人々を全世界の海とつなげることにもなります。彼らは経験したことを決して忘れないでしょう。全世界員は多数くの釣りと漁の団体があるけれども、彼らはその目的を変えなければなりません。彼らに必要なのは、世界を援助するために何かをするという刺激です。だから皆さんは自分の地域を研究しなければなりません。「どうやったらこの港町をもっと美しいものにできるだろうか」と自問してみます。そして皆さんの地域の準備をしなければなりません。平目、ストライプバス、マグロの捕り方を研究します。それから日本に広告を出すこともできます。彼らは捕りたい魚の種類に従って、アメリカへの遠洋を計画することができます。だから皆さんは自分の地域で魚の捕り方を自ら学ぶ必要があります。先生の言っていることが分かりますか。皆さんはこの分野で責任を持ちないならば、定期的にヨーロッパ、アフリカ、南アメリカそして日本へ行かなければなりません。皆さんはそういうタイプですか。
マグロを釣っている時、悲しみとか幸せとかいう感性が心に浮かびますか。すべて忘れるのです。母親とか臨が死んだばかりだったとしても、その瞬間にはその悲しみを忘れることができます。悲しみとか憂欝から引き上げられるほど大きな興奮なのです。それは本当です。現代人は、長期間ビジネスから離れることなしに緊張をほぐす方法はないかと探しています。何か偉大なこととか刺激的なことならそれができます。アメリカでの釣りならばそれができます。
皆さんは何でもすべて簡単に忘れてしまうのでここで止めたいのですが、それでもやはり続行しなければなりません。先生は皆さんにマグロの捕り方、ストライプバスの捕り方を教えてきましたし、自分が今ではマグロ捕りのチャンピオンだと思っていますが、ストライプバス捕りはまだ卒業していません。ストライプバスはとても賢いのです。マグロよりももっと賢いし、捕えるのがとても難しいのです。ある種類の魚を釣り始めたばかりのころ、どこへ行けば釣れるかというような、その魚の習性については皆さんは何も分かりません。だから他の漁師達がやっていることを研究しそれを受け継ぎ、そしてそれを改善する必要があります。彼らと一緒に漁に行き、漁場を見つけなければなりません。そしてその地域を研究し、地図上にその点を記します。
専門の漁師に従い、彼らの息子のようになります。誰も彼らから受け継がないのだから、皆さんがそれをしなければなりません。彼ら一人ひとりに話しかけ、自分が何をやっているのかを彼らに説明します。そして助けを必要としているかどうかを尋ねます。多くの漁師達が「そうだ」と言うでしょう。皆さんは彼ら一人ひとりを感動させなければなりません。それから皆さんの地域で組合を発足させます。彼らと友達になり一つにまとめ、それから彼らを皆さんの船に乗せます。船がとても速く走るので、彼らが興奮するのは間違いありません。
彼らを晩餐会に呼び、皆さんの計画を誇り、共に分かち合います。そしてあらゆる種類の海産物を彼らのために料理します。彼らは友達になるのです。そして捕った魚の何匹かを持ち帰り、彼らに与えます。皆さんの人生を彼らと分かち合えば、彼らも皆さんと分かち合うようになるでしょう。このようにして彼らから受け継ぎ、彼らも皆さんの目標達成を援助したいと思うようになります。皆さんは自分の経験を持っていると同時に、その地域の漁師達の経験も持つことになります。いろいろな地域から得た経験、知識を全部合わせて、皆さんは魚釣りの教科書を作ることができます。教科書を作り、絶えず改訂します。こういう努力は多くの人々を助けることになります。
漁師の友達を別の地区に連れて行くのです。「私と一緒に行きませんか。あなたと私の分のチケットはもう買ってあるのです。一緒に行きましょう」と言えば、彼は「そうしよう」と言うに違いありません。そしてその友人達をアラスカに連れて行きます。彼らの興奮はひとしおでしょう。もし先生が皆さんに「ヨーロッパに魚釣りに行かないか」と聞いたら、皆さんは何と答えるのですか。「もちろん、行きます。」そのように彼らを教え育てることができます。彼らの助けが必要になったならば、電話をかけて「すぐに来てくれ」と言えば良いのです。彼らは間違いなくやって来て、皆さんの手助けをするでしょう。我々の本当に行きたい所はそこなんですね。我々の前方に広がっている未来をいつも見つめていなければなりません。そうしないと何事も起こらないでしょう。
希望を、大きな希望を持つことです。我々はとてもたくさんのことをやっていますし、先生もとても多くの企画に責任を持って行かなければなりません。先生は科学者会議を始めた時のことを覚えているのですが、多くの人達はそれが理解できませんでした。多くのメンバー達がそれに反対しました。先生が神学校を始めた時も、多くのメンバー達がその考えを支持したがりませんでした。それからニューズ・ワールドの番が来たのですが、多くのメンバーがその考えを嫌いました。しかしニューズ・ワールドはワシントン・タイムズを生み、それがどれほど偉大なものかということを今皆が分かるようになりました。
先生は頭が狂っているのですか。そうは先生は思わないのです。皆さんはそう思うでしょう。時々? そうでしょう。いずれにせよ、霊界へ先生がまだしばらく行かないのならば、この企業は成功するだろうということ、これだけは理解しておいてほしいのです。これは疑問の余地がありません。もし先生が明日霊界に行くことになったならば、皆さんはどうするのですか。やめるのですか。皆さんはとても強靱でしっかりしているので、天でさえ「やめません」という皆さんの言葉を聞くことができます。あるいは先生が今日話していることを皆さんがたとえやめたとしても、自分の命を賭けてこの考えを成就しようとする若者達が将来出てくることになります。先生が一旦この事業に触れたからには、決してそれは滅びません。今はそれは衰退気味で重大な問題を抱えているけれども、我々はそれを持ち直し復活させます。だから皆さんも決意しなければなりません。この道を行くという強い決意をしなければなりません。皆さんはこれをやりたいのですか。(はい)分かりました。ありがとう。