真の父母経 第378話

天地人真の父母天一国即位式および基元節入籍祝福式

六千年を経て、ついに新しい天と新しい地が開かれ、新たな日が明けた。二〇一三年天暦一月十三日、天一国基元節が宣布されたのである。この日、京畿道加平郡雪岳面の清心平和ワールドセンターには、天に栄光、地に祝福を賛美する歓喜のファンファーレが響き渡った。全世界にインターネットで生中継される中、天地人真の父母天一国即位式が挙行された。復帰摂理のすべてのことを完成、完結、完了して神様と一体となった、天上にいらっしゃる真のお父様の聖袍と聖冠が備えられた。続いて、紫色の王衣をまとい、王冠をかぶられた真のお母様が、天上天下の祝賀の中、美しいバラとユリを持ったお孫様四人を率いて、入場された。神様と天地人真の父母様の権能と権威を象徴する天皇寶(ほう)、み言で統治することを表す天一国経典『天聖経』・『平和経』、そして、天皇棒が真のお母様に奉呈された。真のお母様が、天一国の象徴と天一国元年を宣布されるとともに、儀式は頂点に達した。実体的天一国が始まるこの基元節をもって、「天一国元年」が出発したのである。

天地人真の父母天一国即位式に続き、真のお母様は、霊肉界の善男善女たちが、天一国の民として入籍する祝福の恩賜を施された。真のお母様の切実な祈りと聖婚問答は、天一国完成に向けた決意であると同時に、神様の恩賜を切に求める祈りであった。入籍祝福式は、天上と地上が一体化した新時代が開かれるという実感とともに、大きな歓呼の中で幕を閉じた。基元節慶祝午餐は、天地人真の父母様の勝利をお祝いする場であると同時に、天運天福を相続する貴い時間であった。真のお母様は、特別な賞を祝福家庭の代表千二百人に授与された。真のお父様と真のお母様の霊璽(れいじ)の模様が四方に刺繍された袱紗(ふくさ)が入っているこの賞の箱には、天運天福をすべての人に分け与えることを願われる真の父母様のみ意が込められている。天一国元年、基元節を前後して、圓母平愛財団が設立されたのをはじめ、世界平和頂上会議など、多様な行事が、国内外のトップクラスの指導者たちと統一家の指導者、そして、世界の食口の代表たちが参加する中、清平を中心に挙行された。真のお母様は、真のお父様の聖和式以降、四十日礼拝の際、各大陸会長たちに聖酒を下賜され、全食口たちが過ぎし日の罪をきれいに清算し、基元節を迎えることができるように特別恩赦を施された。

19  〈天一国宣布〉敬愛する天の父母様、万王の王であられる天宙真の父母様、平和の王よ、聖恩の限りでございます。天の父母様に申し上げます。国号を「天一国」、国花は薔薇と百合、国鳥は鶴と定め、天一国の旗と天一国の歌を制定し、天のみ前に奉呈いたしました。きょう、二〇一三年、天暦一月十三日を期して、天一国元年を宣布いたします。

20〈入籍祝福問答〉敬愛する天の父母様、天地人真の父母様に感謝と栄光をお捧げいたします。天上天下のすべての祝福家庭と全世界の人類を代表してここに集まった祝福家庭は、今や新しい歴史の天一国を迎え、天地人真の父母様が立てられた伝統を受け継ぎ、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で統一家の伝統を立てることはもちろん、天が全世界の人類を抱く時まで、総力を挙げて前進することを約束しますか。

21  〈入籍祝福宣布〉天の父母様、天には栄光、地上には賛美と讃揚が隅々にまで満ちあふれることを願います。天地人真の父母様、本当に感謝でございます。本当にお疲れ様でした。きょう、私たちがこのように大きな祝福と恩賜の日に立ち得ない不足な身であることを知っておりますが、天は広く、大きく、再び抱いてくださいました。お父様、この恩恵を、この感激を、どうして私たちだけが受けられるでしょうか。

天の父母様に申し上げます。私たちの生命が尽きる日まで、天一国の完成に向かって総進軍することをもう一度誓い、約束いたします。天の父母様、私たちをお助けください。私たちは、あなたのみ前に、愛され、誇りとなる子女として立ちたいと切実に思っております。天よ、この場をお借りして天の父母様に切にお願い申し上げますので、私たちを最後までお守りくださり、あなたのみ旨を全世界に大きく広げてください。アーヂュ!

Atsuki Imamura