真の父母経 第331話
真の父母様を中心とした霊界大革命
真の父母様は、地上における摂理を完成、完結、完了されたが、このような摂理は霊界においても続いていくようになる。
地上・天上世界の完成は、ただ真の父母様を中心としてのみ可能であるという点で、いち早く地上ですべきことを締めくくられた真の父母様は、「霊界に行って、霊界整備のための大革命をしなければならない」と語られた。
7 余生が長くないことを知っているので、(霊界に)行く前に、地上ですべきことの終着地を明らかにしなければならず、天の国に人が暮らすことのできる新開拓地を準備してから行くべきことを、皆さんは知らなければなりません。ですから、お父様は、このみ旨に対して熱心に取り組むことよりも、未来において、霊界に行って大革命をするための準備をしなければなりません。
数千万年積もったその世界を、本然の形態に整えるための革命をしなければならないのですが、その革命は神様もできず、天使世界もできません。聖人や賢哲が行っても、身動きができず、囹圄(牢獄・獄舎)の身として生きてきたその環境を、どのようにして天上天国に、平和な福地の灯台のような世界にするのかというのです。そこには、世の中よりさらに多くの複雑な革命的基台が待っています。
8 五十年前にお父様に会った人々は、今までの五十年間に、お父様がしたこと以上の変化をもたらすことはできませんでした。しかし、皆さんの二世、三世たちは、このみ言をつかみ、霊界の実相を知るようになれば、夢中になるでしょう。今や手を振り払って(霊界に)行っても、私に対して「地上に帰ってきてください」とは言えない基盤を築きました。韓国が回っていき、アメリカが回っていけば、お父様の仕事は終わるので、霊界に行って再び第二革命をしなければなりません。
堕落していないアダムとエバ、直系の一代祖を中心として、万国の中心メシヤのような立場で責任を果たすすべてのことや、神様に侍って孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たせなかったのですが、再びそれ以上の伝統をつくらなければならない責任があります。地上に対する革命をしておいてから行かなければなりません。不完全なものを残しておいて、霊界に行くときにそれが付いてきてはいけないので、また、新しい革命課題が残っているので、行くべき道を急がなければならない立場にいるというのです。
9 興進君をはじめとする四人の息子、娘を霊界に送りましたが、彼らは今、お父様が霊界に来ることを願うでしょうか、自分たちが地上に行くことを願うでしょうか。お父様は、彼らが地上に来ることを願うでしょうか、父が上がっていって、神様に侍ることを教えてあげられれば良いと思うでしょうか。どのようなことを願うと思いいますか。
息子の位置は息子の位置であって、父母の役割はできません。地上を見つめ、成し遂げられることを願って協助しています。息子が天上世界で、地上のゆえに天の父母に侍ることができませんでしたが、父と子女が一つになって侍ることのできる道をつくらなければ、神様の解放、再臨主の解放圏が天上世界では成就されないという結論になります。
ですから、私は皆さんのために、早く霊界に行かなければなりません。霊界に行けば、そのような内容を知っているので、革命を起こすでしょう。サタンは、蕩減復帰して霊界に入ってきた家庭に、何の条件も提示することができません。したがって、お父様の命令一下、すべて革命を起こすことができます。地獄に行っている人々を、天国に連れていくことができるというのです。
10 霊界ではみな、お父様が早く来て、霊人たちを収拾してくれることを願います。みな待っているというのです。皆さんは、私が長く生きれば良いと思うのですが、霊界ではそのようには考えません。今や仕事は終わりました。霊界もよく知っています。地上はいずれにせよ、通過装置です。私が霊界に行けば総動員です。
地上を整備しておいたので、今からは天上を整備するのです。地上整備はすべてしたので、いつ逝っても問題ありません。天上では私を迎える準備を、一〇〇パーセントして待っているでしょう。地上の完成も、天上の完成も、お父様によって可能なのです。夢のような話をしていますが、それは事実です。
11 霊界に行ってすることとは何でしょうか。堕落する前に果たせなかったことを果たした立場に立って、新しい天地に統一天宙世界をつくるためには、霊界に行ってまた革命をしなければなりません。
そのためには、皆さんが地上で間違いなく一つになって、真の父母と共に一体化しなければなりません。そのようにしてこそ、二つを中心として分かれていた父子の間が、完全に一つになります。天上世界でも、分かれ得る立場において一つになることによって、サタンは完全にいなくなり、統一的創造本然の理想の位置に行って継ぎ合わせることができるのです。傷はありますが、合わせて、新しい出発ができるというのです。
12 私は、いつ逝くか分かりません。私は自分の行く道に対して、八〇パーセントは目星をつけています。どのように生きなければならないかについてです。二〇パーセントに対しては、教えてくれなくても、私が開発し、摂理の道を正してきた内容があるので、心配もしていません。
霊界に行けば、複雑なすべてのこと、忘れてしまった人々まで探し出して、再び教育しなければなりません。そのようにしなければ、霊界で怨讐視するのです。真の父母ではなく、偽りの父母だったと宣伝するというのです。彼らを忘れてしまうのは、ある一時において、私がより価値あるものとして記憶するためです。世話になったことを、私は忘れません。自分が置かれる立場のことはすべて忘れることができますが、世話になったことは何百倍、何千倍、返してあげようとするのです。
13 霊界を知らない人は、かわいそうな人です。限りなくかわいそうです。それを知れば、批判することができません。幾重にも塞がったその道を、どのようにかき分けていくのですか。
私が霊界に行けば、霊界を大革命するでしょう。切ってしまうものは切ってしまい、道が塞がっていれば道を造り、トンネルも通すでしょう。霊界では、私が来ることを願っています。行けば、何千年もの歴史が飛んでいくのです。知らずに生きる人は赦しを受けますが知っているのに知らないふりをした人は、そのみ言に対して責任を負わなければなりません。天が見つめている度量、見つめる観点がどれほど高く貴いかと思うとき、それと比べて自分自身はどれほど卑しいでしょうか。その差を埋める道がないというのです。
14 皆さんは、霊界、今後行く所について何も知りません。私が霊界に行けば、革命を起こすでしょう。今まで地上で(お父様に)付いていくことができませんでしたが、そのようなことは問題にもなりません。何段階、何百段階、飛び越えていかなければならない、そのような革命が待っているのです。ですから、霊界に行っている人々を地上に送るでしょう。地上を経てきなさいというのです。
15 私が霊界に行けば、霊界をそのままにはしておきません。大革命が起きます。革命が起きれば、霊界にいる人は、どのようになるでしょうか。皆さんが先頭に立って、そのような風を起こしておきなさいというのです。どれほど重大な問題か分かりません。
統一教会員たちの中で誰が熱心か、霊界で選出するのです。「あの人よりも前に立とう」と言って競争するのです。競争が起きなければなりません。国家基準を越えていける環境になり、摂理的に見るとき、七〇パーセント以上、私たちが思いどおりに主管できる時代に入りました。ですから、自分の一族を祝福してあげるのです。