5. 摂理的準備時代と聖婚式

私たちが腹中教に通っていた頃、日本に留学していた母方の叔父の洪順貞さんが帰ってきて(韓国の)軍に入隊しました。叔父は知識人でありながらおしゃれな方でした。叔父が軍隊にいた時、母方の祖母がその叔父にとても会いたいというので、祖母と大母様、そして私の3人で「叔父に会いにしばらくの間行ってくる」と言って南下し、そのまま南に留まることになりました。私たちが南下した当初は、ソウルの孝昌洞にいました。ですから私は孝昌初等学校に入学しました。

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Luke Higuchi
4. 韓鶴子総裁の生涯と独り娘の摂理

私は1943年陰暦1月6日早朝4時30分、平安南道安州郡安州邑信義里26番地に生まれました。私が生まれる時、母方の祖父(洪唯一先生)が今何時か見ておきなさいとおっしゃったので、正確な時間が分かっているのです。

そして、私が生まれる時、父(韓承運先生)が、懐妊を予兆する夢というよりは夢のみ告げ、幻想を御覧になったといいます。青々とした松林がとても鬱蒼と茂る中に、澄んだ美しい日射しが射し込むとともに、2羽の鶴が和動する姿が見えたそうです。それで名前を「鶴子」とつけてくれたのです。

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Luke Higuchi
3. 再臨主と真の父母様

イエス様は、この地上に来られた目的を果たせずに十字架上で亡くなりましたが、40日後に昇天されて霊的な救いを成し、キリスト教の歴史が出発しました。ところが、キリスト教は多くの教派に分かれてしまいました。それは、神様のみ旨とイエス様が來られた本当のみ旨を知らなかったからです。それにもかかわらず、神様はキリスト教を育ててこられながら、再臨主を送るための基盤を築いてこられました。その時が第二次世界大戦の終戦直後でした。第二次世界大戦前までは戦勝国が敗戦国を支配しましたが、第二次世界大戦後は戦勝国が敗戦国を助けてあげました。再臨主が現れる時となり、世界の国々は兄弟国であるがゆえに、そのようなことが摂理的に起こったのです。(2006.7.20、ケニア、ナイロビ)

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Luke Higuchi
2. 堕落した人類の願いと責任分担

これまで人類歴史を通して多くの人々が自らを修養して、より良い世界を夢見てきましたが、その願いはかないませんでした。今のこの世界は、神様の創造目的とは関係のない世界です。人間始祖が堕落したからです。ですから、聖書の中では、この世の人を比喩して、「野生のオリーブの木」といい、来られる主は「真のオリーブの木」といいました。野生のオリーブの木は、真のオリーブの木に出会って、自らも真のオリーブの木になることが願いです。それでこそ救いが成就されるからです。(2・.7.20、ケニア、ナイロビ)

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Luke Higuchi
1. 神様の創造理想と救いの摂理

神様は相対が必要なので、天地を創造されました。神様は、アダムとエバを創造して何をされたかったのでしょうか。神様の真の愛を中心として祝福し、血統を伝授してあげようとされました。そうして、この地に天国の理想を実現しようとされたのです。創造は、一朝一夕にただ「日あれ、月あれ」と言うだけでなされたのではありません。そこには過程があったのです。アダムとエバには、神様から「今やあなたたちは祝福を受けることができる」と言われるまでの成長過程が必要でした。そのことを皆さんは「原理」を通して知っているでしょう。神様が創造される時、神様を助けた天使たちがいました。その天使たちが、アダムとエバの世話をして守ってあげるべきでしたが、天使長ルーシェルがエバを誘い込んで堕落させたのです。周りの天使たちもアダムとエバをしっかりと守って、天使長ルーシェルに堕落し得る機会を与えてはいけなかったのです。(2006.5.4、アメリカ、マイアミ)

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