父の祈り 第6話

ホザナの栄光を帰し奉ることができるようにしてください

お父様!
きょうここに集まったあなたの息子・娘たちすべてを
主管してください。
私たちの心と体に、
お父様の喜びのみ旨が現れるよう
お許しください。
お父様の顕現と
お父様の働きによって、
私たちの誤った考えと
誤った主義と
誤った観念を除いてください。
そうして、私たちによって、
天性にしみた恨みが
この時間にすべて清算され得る感動の働きが、
全体の上に起こるよう、
お父様、
お許しください。

悔い改めの働きが
私たちの心に起こるようお許しください。
能力のみ業でもって私たちの体を打ってくださり、
悪の要素が除かれ、
善の要素だけが、
永遠に実存なさるお父様のみ前に
堂々と現れるよう許諾してください。
そうして、私たちが本質、本性によって、
お父様の善に応答でき、
お父様の愛のみ前に和動できるようになることによって、
このような美自体をご覧になり、
お父様が楽しまれると同時に、
天上にいる聖徒たちまで、
この時間、私たちによって和動し、
栄光の歌をお父様のみ前に帰し奉れるよう
祝福してください。
お父様、
心からお願い申し上げます。
お父様!
きょうこの時間、
私たちに任せてくださった使命が、
私たち自体の救援と、
私たち自体の解放のために任せてくださったのではないことを、
銘記するようお許しください。

今日の私たちに、
この民族の運命がかかっていることが分かるようにしてください。
今日の私たちによって、
全世界人類が
天と地に哀訴の条件を立てられるよう
お許しください。

お父様!
荘厳で深刻な生死の道に立っている私たちが、
右手では天をつかみ、
左手ではサタンを打って勝利を収め、
両手を挙げてホザナの栄光を
お父様のみ前に帰することができる時まで、
お父様、
捕まえていてください。

時でない時に、時のみ旨に対する
あなたの孤独な息子・娘たちが、
サタンとの闘いで疲れないよう
許諾してください。
今まで保護してくださったお父様、
この時間以後にも
保護してくださる恩賜を、子女たちがお願いすると思いますので、
どこにいても
あなたのみ旨を代わって担い、
あなたの深い恨みを晴らしても余りあるよう
許諾してください。

私たちすべてが、
私たちの生命を祭物としてお捧げしたとしても、
お父様の恨みの心情を晴らし、
天のみ前に感謝の敬拝を捧げることができるよう
許諾してくださり、
私たちを、
お父様がお喜びになり得る、
ホザナの栄光を帰し奉る美自体としてお立てになり、
早く早く、
天のみ旨を余すところなく
成してさしあげることのできる姿となるよう
お許しくださいますことを、
愛のお父様、
心からお願い申し上げます。

この時間、
喜びのみ旨だけが働いてくださることを
心からお願い申し上げながら、
主のみ名によってお祈り申し上げました。アーメン。

(一九五六・一二・二)

Atsuki Imamura