天聖経: 第331話

日本語のオーディオはしばらくの間、お休みさせて頂きます。皆さんご迷惑をお掛け致しますが、各自訓読なさるか、もしくは、英語版を聴きながらの訓読の程、よろしくお願い致します。ーゴデイブルチームー

第十篇 平和思想

第四章 世界平和のための構想

第六節 国際平和高速道路と日韓トンネル・ベーリング海峡プロジェクト 22-35

22 日本が輸出できる道は、台湾海峡と玄界灘だけです。その二つの道が塞がれば大変なことになります。三日だけそこを塞ぎ、資源を補給しなければ、日本は手を上げてそのまま滅びます。そのような危険を防止するために、日韓トンネルを早く掘りなさいと言ったのです。日本は、トンネルがあれば陸地と連結されます。トンネルがあれば、自動車で二時間もかかりません。二時間以内にトンネルを通して物資を送ることができます。下は鉄道を敷き、上に高速道路を造ればいいのです。

 

23 世界平和の王権を立てるには、韓半島が主導的役割を果たすことができなければなりません。日本と韓国を中心として、南北を統一しなければならず、その次には日本と連結し、太平洋と連結されるためにはトンネルを掘らなければなりません。それで、アメリカが主動的な立場で太平洋の台湾と日本を中心として連合し、怨讐たちを束ねることができるのです。

 

24 日韓トンネルが経済流通路の重要な要所です。日本に出入りするあらゆる輸送物、ヨーロッパや中東や膨大なロシアまで、行き来する物が韓国を通さずにウラジオストクや大連を通そうとすれば、遠いというのです。しかし、高速道路を中心として三ラインだけ造ってロンドンまで連結されれば、ヨーロッパやアジアや四大州、五大州以上が、すべてこのルートを通して動くのです。

 

ベーリング海峡プロジェクトは世界平和の象徴

25 ベーリング海峡を中心として、世界平和の公道を開拓するこの事業は、人間の世の中から戦争を終結させることができる一つの方法だと考えます。

それは、人類が望むものなので、統一教会が始めたとすれば、先生の名前とともに、永遠に解決しなければならない問題だと見ています。

 

26 皆さんは、どこに行って講演しても、ベーリング海峡のことを入れなさいというのです。朝でも昼でも、御飯を食べるのを忘れても、どこかに行って話す時は、べーリング海峡について語ることが主目的にならなければなりません。統一教会は、命を懸けて世界の祖国の地を決めるために、身一つで立ち上がりました。ですから、世の中がやらなくても、私たちはしなければなりません。これをすれば、国境を越えて国が生まれるのです。

 

27 ベーリーング海峡を中心として、善の王権時代には戦争はあり得ません。海から来る道、空中から来る道、陸地を通じる道を中心として、平和の道路を開設しようというのです。しかし、軍事物資は、その道路で運ぶことはできません。先生がそのような基盤を築き上げたので、旗だけ掲げて動けば、世界が動くようになるのです。

 

28 べーリング海峡の問題、これは平和王国を立てる第一の鍵です。このような最後の決戦場に来て、皆さんが何をしなければならないのかといえば、富豪たちを説得しなさいというのです。このような機会に、ダイヤモンド鉱山や金鉱、十二月を象徴する十二種類の宝石鉱山を知ることよりも価値のあるものを知ったのですから、自分の財産と自分の国の土地を売ってでも責献すべきだという精神がなければなりません。

 

29 ベーリング海峡を中心として、ロシア大陸とアラスカを連結するトンネルを貫いて、海洋圏さえ連結されるならば、地球星には自動車に乗って世界をどこでも巡ることができる時代が来るようになります。日韓トンネルも一つの方法です。このようにしておけば、韓国が中心地になります。そのような構想のもと、ヨーロッパ、アフリカ、南米、アジア大陸から海洋大陸に影響圏をもっている人は先生しかいません。国連加入国家に、みな基盤があるのです。

 

30 パレスチナ地域は、イスラムとユダヤ教の宗教の戦いが広がり、その次に韓半島は、北朝鮮と韓国の政治圏の戦いです。それから先生の時代には、べーリング海峡の境界線撤廃の戦いです。それをみな終わらせなければなりません。宗教の戦い、政治の戦い、それからベーリング海峡の所有権の戦いを終わらせてこそ、先生の時代が来るようになります。

 

31 旧約時代には家庭摂理、イエス様の時代には国家摂理、再臨主の時代には世界摂理をするのです。再臨主の時代には、天地が一つになって統一されなければなりません。そのことを先生の一代でなさなければなりません。旧約時代の国境線が関わっているのがパレスチナ、カイン・アベルが関わっているのが韓半島の三十八度線、その次に神様の国と故郷の地が関わっているのがベーリング海峡です。ロシアとアメリカが交叉結婚さえすれば、世の中は完全に解放されるのです。

 

32 ベーリング海峡は、一番難しい国境線です。地の国境線であると同時に、思想的にも一番難しい国境線です。この国境線を撤廃して、両国が一つになれば、地獄と天国が一つになることができるので、べーリング海峡を中心に全世界の人々と霊人たちまでも、同じ故郷、同じ祖国の名で、このことを成就しなければならないのです。

 

33 ツンドラのような地域を占領するようになれば、世界を制覇して余りあるのです。今後、後天時代の資材の保有地をもつことによって、後天時代の主人になれるので、それを奪われてはいけません。ですから、先生が今、ベーリング海峡を何よりも重要視するのです。

 

34 べーリング海峡の地域を十二地域に分けましたが、そこに十二支派を編成するのです。全世界の人々がその支派圏内にすべて入り、分割された地域に、もっているお金を投入し、精誠を尽くして、いかに早くトラックが走れる四車線の高速道路を造るのかというのです。基礎工事が必要なのです。

 

35 ギリシャ哲学を中心として発展したのが、神様に反対する人本主義思想です。キリスト教と新しいアベル文化の世界に反対したのです。それが共産主義を中心としたソ連です。一九五三年にスターリンが死んだ時から、共産主義は分裂しました。先生がアメリカの宗教基盤を中心として、国連と一つになる環境になれば、サタン世界は分かれるようになります。今、アメリカがすべきことは、ロシアと中国を一つにすることです。これを解決するのがベーリング海峡です。地に対する境界線を崩して、一つにしなければなりません。霊的な境界線を打破し、一つにしたので、今からは実体的境界線を打破しなければなりません。軍事力で統一しようとしてはいけません。神様が願う犠牲と奉仕、先生が教える思想をもってなさなければならないのです。

Luke Higuchi